poteto-mode: 依頼を23のplaybookに振り分け、検証まで通す作業モードSkill
TL;DR
/poteto-modeを付けて依頼すると、23のplaybookから1つを選び、その手順をtodoリストに写してから作業するSkill。- 手順の途中で調査・設計・敵対的レビューなど別のSkillを呼び、返信では効いた原則と検証の根拠を書かせる点が独自。
- 量より「少なく、確かめたコード」を求める開発者、特にエージェントを並べて長く走らせたい人に効く。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | poteto-mode |
| 置き場 | cursor/plugins の pstack/skills/poteto-mode/ |
| 使える場所 | Cursor と Claude Code はpstackのREADMEに導入手順の記載を確認。Claude.ai / Codex は未確認 |
| ライセンス | MIT(pstack/LICENSE) |
| 調査した版 | a968159326d1fc6b7d483491ec5c457986a20af2(2026-10-17 のコミット) |
| description(原文) | poteto's agent style for concise, detailed responses, deliberate subagents, unslopped prose, simple code, and verified work. Use for poteto, /poteto-mode, or requests to work in this style. |
| Star 数 | 未確認 |
何をする Skill か
poteto-modeは、Cursorで働くpoteto氏が日々使う手順をまとめたプラグインpstackの入口です。frontmatterに disable-model-invocation: true があり、利用者が呼んだときだけ動きます。起動すると、依頼を調査・バグ修正・機能追加・リファクタリング・PRの見守りなど23のplaybookのどれかに当て、その手順をtodoリストの先頭にそのまま写します。SKILL.mdには24の原則の索引があり、返信では「どの原則がどの判断を変えたか」を名指しさせます。可逆な作業は確認なしで進め、共有ブランチへのforce-push・デプロイ・データ削除・顧客への連絡だけは止まる、と自律の範囲も決めています。
類似 Skill との違い
| 軸 | poteto-mode | dyl-mode | ralph-loop |
|---|---|---|---|
| 対象範囲 | 調査・修正・機能・PR運用など、非自明な作業全般を23のplaybookで扱う | poteto-modeのplaybookを使い、作者独自のゲート(根本原因の明記、The Algorithm、無断でマージしない)を上乗せする | 1つのプロンプトを完了まで繰り返し与える |
| 前提ツール | Cursor / Claude Code(pstackプラグイン) | Cursor。pstackとcursor-team-kitが前提 | Cursorのhooks(stop と afterAgentResponse) |
| 出力 | playbookの手順を写したtodo、検証済みの変更、原則を引いた返信 | 左に加え Root cause: のtodoと /bro 調の短い返信。PRはマージ手前で止める | 反復で積み上がった作業ツリー。完了の合言葉を出すと終わる |
| 自動化の度合い | 可逆な作業は確認なしで進め、取り消せない操作だけ止まる | マージとauto-mergeは、そのターンで許可されたときだけ | 完了の宣言か上限回数まで止まらない |
dyl-modeはpoteto-modeに別の開発者の流儀を重ねたもので、より強いゲートがほしいときに向きます。ralph-loopは作業の手順を持たず同じプロンプトを返し続ける仕組みなので、完了条件を明確に書ける作業に向きます。作業の種類ごとに手順と検証を切り替えたいならpoteto-modeです。
使ってみる
Claude Codeでは次の2行で入ります。Cursorでは /add-plugin pstack です。
/plugin marketplace add cursor/plugins
/plugin install pstack@cursor-pluginsClaude Codeでは /pstack:poteto-mode として呼びます。READMEの例は次のとおりです。
/pstack:poteto-mode this pr has a subtle bug where the scroll drifts every 750ms even when idle. repro first, then fix and verify.今回は導入して動かしてはいません。READMEはこの例をBug fixに分類しており、そのplaybookでは再現、原因の切り分け、修正、同じ画面での検証、コミットの整理、PR作成の6手順がtodoに並びます。既定でGrokに任せるコード作業は、Claude Codeではセッションのモデルで動くと付属の対応表にあります。
向いている人 / 向かない人
| 向いている | 向かない |
|---|---|
| 差分を小さく保ち、検証の根拠付きで変更を受け取りたい開発者 | 厳密さの要らない小さな作業を手早く済ませたい人(READMEは非自明な作業の入口と位置づけている) |
| エージェントを複数並べたり、離席中にPRを進めさせたりしたい人 | Claude CodeでBugbotやAutomationsを含む手順まで使いたい人(Cursor専用の手順は注記を残して飛ばされる) |
出典
- SKILL.md(調査した版)
- Bug fix playbook
- pstack README(導入手順、playbookとその例の一覧、非自明な作業の入口という位置づけ)
- pstackガイド「Route work through /poteto-mode」
- Claude Code向けの対応表
- Claude Code向けマーケットプレイス定義(pstackの配布元は
harness/pstack/claude-code) - dyl-mode SKILL.md(比較対象)、dyl-stack README
- ralph-loop SKILL.md(比較対象)、ralph-loop README